FC2ブログ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

α・アジール1

宇宙世紀に登場する兵器の中でも
かなり大柄な部類に入るモビルアーマーで、
これまでのジオニックの技術を結集させて建造された
殲滅用兵器、α・アジールです。

かつてデラーズ紛争で戦場を駆け巡ったノイエ・ジールや
グレミー率いる軍勢の大将機であったクイン・マンサの
流れを汲む機体であり、
それらのコンセプトや実戦データを流用して
設計されているため、高機動性、高火力、
高い耐久性にサイコミュ技術の搭載など
ジオンで開発された兵器の集大成とさえ言える
さまざまな機能が盛り込まれています。
そのスペックも高く、大型ゆえにさまざまな機能を
搭載することができ、一般的なモビルスーツでは
手もつけられないほどの火力を展開して
戦場を制圧しました。
以下がそのスペックです。

α・アジール
α Azieru
型式番号 NZ-333
建造 ネオ・ジオン
生産形態 試作機
全高 108.26m
頭頂高 58.4m
本体重量 128.6t
全備重量 267.4t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 19,830kw
推力 933,500kg×1
468,000kg×2
87,000kg×4
(総推力)2,217,500kg
センサー
有効半径 23,800m
武装 バルカン砲(額に2門、側頭部に2連装×2)
5連装有線サイコミュ式メガアーム砲×2
メガ粒子砲(収束・拡散選択可)
大型ファンネル×9
搭乗者 クェス・エア(クェス・パラヤ)
その他 アポジモーター×31

100m以上の超大型機ですが、それは
強襲用シュツルムスラスターも含めての大きさですので、
この脚部のようなブースターを含まない大きさが
本来のスペックです。
実際には76メートルのノイエ・ジールよりも少し
小さい程度に収まります。
全備重量267.4トンは、このサイズにしては
若干軽量である上に、総推力が実に
2217500kgにも及ぶ大推力であるゆえに、
推力比が8.29という気が狂いそうな値です。

参考までに、
初代ガンダムの推力比が0.92
ガンダムGP01FB 3.1
Zガンダム1.80
Ex-Sガンダム 7.27
ZZガンダム 1.47
νガンダム 1・55
ユニコーンガンダム(通常時) 3.39
シナンジュ 2.26
        
この馬鹿でかい図体にして、名だたるガンダム達の加速性を
軽々と上回り、戦場を飛び回って大火力を撒き散らすなどと
悪夢のような超兵器です。
はっきり言えば地球上でも燃料が続く限りは
余裕で飛行できるスペックです。
推力比8.29とは、地球の地表の重力に対して
機体を8.29倍のGで持ち上げる力ですので、
余裕にもほどがあります。

出力は19830kwと必要十分で、
艦船をも一撃で轟沈させうるメガ粒子砲や
肩部についた有線式メガアーム砲、
大型のファンネルなど、どれも一撃で
モビルスーツを撃墜可能な火力をもっており
しかもそれを大量にばらまくなどの芸当が可能であり、
連邦軍にとって驚異の存在であったことは
間違いないでしょう。

クェス・パラヤ

シャア・アズナブルにニュータイプの素質を見出された
クェス・パラヤという名の少女がパイロットを勤め、
撃墜されるまで戦い抜きました。

彼女はニュータイプとしてのセンスは非常に高く、
戦場のあらゆる情景を瞬時に感じ取るほどの
高い認識力を示しましたが、
いかんせん精神的に幼く、実戦経験もない
民間人であったために、戦術も何もない
突貫戦法しかできず、
終始エースパイロットであるアムロ・レイに
翻弄され続けました。
シャアに都合よく使用された感の強い
哀れなキャラクターではあります。

しかしその程度のパイロットであっても
圧倒的な戦果を上げるあたり
やはり機体性能が極端に
優れていたということは
疑う余地はありません。

α・アジール 出撃
α・アジール 大出力プースター

巡航時には背部のバインダーを閉じ、
航空機のような形状をしています。
脚部にも見えるシュツルムスラスターの機動力で
戦場に到着するまで巡航を行い、本体の燃料を節約できます。
現場に到着すると同時に燃料を使い切ったスラスターを廃棄し、
本体からメインブースターがせり出します。
そして頭部を露出させ、戦闘形態に移行します。

このシュツルムスラスターを
使用した設計は、後のネオ・ジオングにも
受け継がれています。
形状もまたそっくりであり
同系統の機体であることを匂わせます。

α・アジール 大推力
α・アジール 大口径メガ粒子砲1
α・アジール 大口径メガ粒子砲2
α・アジール アイフィールド貫通

シュツルムスラスターを廃棄した後の機動力も絶大であり
全身に大型のブースターユニットが内蔵されている上
31基ものアポジモーターも備えており
姿勢制御や旋回も図体の割には優秀です。

そして推力比8.29の超加速で
当時のあらゆるモビルスーツを
追い回して墜とす悪魔のような力を発揮します。

その最たる兵器が、口腔部に装備された
大口径メガ粒子砲です。
この直撃を受ければ、戦艦クラスでさえ
貫通するほどの絶大な火力で、
これが掠めただけで数百基のミサイルが
一瞬にして爆散したり、
νガンダムの発生させたビームバリアも
易々と貫通しており、
並の出力のアイフィールドでは
防御不可能な恐るべき兵装です。
収束、拡散モードを選択でき、
応用を効かせることができる柔軟さも持ち合わせます。
収束モードでもビームの太さは
20メートル近くもあり、並のビームコーティングなど
全く役に立たず、蒸発させられるでしょう。

α・アジール 大型ファンネル1
α・アジール 大型ファンネル2
α・アジール 大型ファンネル3

α・アジールのスカートアーマーには
専用の大型ファンネルをr搭載しており
この火力も相当なもので、
通常の小型ファンネルと比較して大火力で
本体が大きい分、推進剤もバッテリーも
容量が十分であり、活動時間が長いという特徴もあり、
スカートアーマーのラックに帰還させれば
推進剤、電力の補給もできます。

ただ、大型ゆえに被弾率も高く、
相手にしたのが歴戦のエース
アムロ・レイであったため、
次々と撃墜されたのは残念です。
しかし当時の量産機であるジェガン程度なら
一撃でシールドごと貫通して落とします。
出力が20メガワットを超えるという設定も見かけましたが、
20メガワットといえばメガバズーカランチャーや
ユニコーンのビームマグナムと同等の数値であり、
そこまでの出力があったかと言われると
疑問は残るところです。

α・アジール 肩部ビーム
α・アジール有線式メガアーム砲

両肩には有線式のメガアーム砲が搭載されており、
連射力が非常に高く、ビームの弾幕を展開することができ、
破壊力も十分で、数十基のミサイルを迎撃したり
迫り来る連邦軍モビルスーツを
次々と撃墜していました。

しかも本体から飛ばして全方位を攻撃でき、
背後などに回られても隙がありません。
そのうえ有線で本体とつながっているため、
本体から電力やメガ粒子を供給して
撃ちまくることができる上に破壊力もあるため、
実は恐ろしい兵装です。
むしろファンネルよりもこちらの見せ場が
多かった印象があります。

装甲もまた堅牢です。
ジェガンの多数編隊の砲撃を受けても
びくともせず、損傷すらありませんでした。
しかし、今までのパターンから
大型モビルアーマーといえば
アイフィールドと相場が決まっていたのに、
α・アジールにはありませんでした。

試作機という関係上、
搭載が間に合わなかったのかもしれません。
しかしいくら大型機とは言え
この世代のビームを受けて素の装甲で
耐えられるとはどうしても思えませんので、
もしかしたらビームコーティングなどで
代用していたのかもしれません。
それもシナンジュクラスの5層式などであれば
直撃弾でも無傷だったことも
一応の納得はいきます。
そして実弾兵器には、ガンダリウム合金製の
分厚い装甲で貫徹を許さなかったとあれば
耐久性においてのアドバンテージは
確保しきれているのではないかと思われます。

α・アジール 被弾1
α・アジール 被弾2

しかしさすがに
どこもかしこも重装甲というわけにも行かず、
首の関節にアムロのビームライフルがヒットし、
一応耐えたものの動作不良を起こします。

そして運が悪いことに、
ハサウェイをかばった際に
全く同じ場所に被弾してしまい、
頭部のメガ粒子砲に関わる動力部に
誘爆してしまったために
内部から大爆発を起こし、
あえなく轟沈することとなりました。

以上のことから、
機体性能そのものは極めて高かったのですが、
専任のパイロットがおらず
訓練された軍人ではなく
不安定な13歳の少女が搭乗したために
その性能を引き出しきったとは言い難く
無念の最期を迎えた機体です。
かつてのジオン軍の技術を
フルに結集させた兵器としては
不遇の扱いである感も否めません。

ビグザムの火力、
キュベレイ、クインマンサのファンネル、
ノイエジールの有線メガ粒子砲に
劇中では使用されなかった腕部大型ビーム
そしてそれを縦横無尽に機動させる
8.29という馬鹿げた推力比。
これらを揃えたはずのα・アジールが
こうもあっけなく撃沈されたのは
まさに無念の極み。

しかし後に
その完全発展型とも言えるネオジオングが
強烈無比な活躍を見せたことは、
その系譜に名を連ねるα・アジールとしては
いささかの救いになるのではないかと
勝手に思ったりもしています。




スポンサーサイト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Zガンダム 人の意思を表現するマシン

可能性の破壊者 シナンジュ

comment iconコメント

コメントの投稿



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。